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こちらのページでは「ヴァンガード社」が提供するVYMこと、『Vanguard High Dividend Yield ETF』について考察していきたいと思います。
- ETFってなに???
- VYMの概要
- VYMの組み込み銘柄
- VYMのパフォーマンス
- リスクと注意点
- まとめ
VYM
Vanguard High Dividend Yield ETF
目次
・ETFってなに???
・VYMの概要
・VYMの組み込み銘柄
・VYMのパフォーマンス
・リスクと注意点
・まとめ
ETFってなに???
詳しくは以前作成した記事『ETFってなに???』をご覧ください!!
VYMの概要
VYMの正式名称は『ヴァンガード ハイディビデンド イールド ETF』と読みます。
運用会社のヴァンガードという投資管理会社が提供する株式インデックスファンドのグループです。バンガードはアメリカ合衆国を拠点とした世界有数の投資管理会社であり、低コストの投資商品を提供しています。
主に米国の大型株式を対象としており、S&P 500指数などの一部の代表的な株式指数と関連しています。VYMの投資目的は、高配当を提供することで投資家に収益をもたらすことです。そのため、VYMは高い配当利回りを持つ銘柄に重点を置いてポートフォリオを構築しています。
設立日は2006年11月と歴史のあるETFです。純資産は7兆1131億円と潤沢です。安心して投資が出来る銘柄だと言えます。VYMの特徴は、米国の高配当株を中心に構成されているところです。構成銘柄は、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスに連動して選ばれており、年1回リバランスが行われます。構成銘柄の数は約400銘柄で、毎月変動することがあります。
年4回の分配型で、3月・6月・9月・12月となります。分配利回りは2.88%。安定した実績で利回り3%前後を大きな乖離は無く運用されています。
経費率は0.06%と非常に安価なのも魅力の一つです。ヴァンガード社は長年にわたる低コストの運用戦略で知られております。その中でも経費率は比較的低く、運用コストを最小限に抑えながらポートフォリオを管理することができます。
VYMのポートフォリオ
主に米国の大型株式に投資しています。代表的な株式指数であるS&P500などに連動する銘柄が含まれます。ポートフォリオは米国経済全体の動向や大型企業の成長に関連しています。組込率No.1は『エクソンモービル』です。エネルギー事業を行っています。原油と天然ガスの探査・生産、原油、天然ガス、石油製品、石油化学製品、各種特殊製品の製造・取引・輸送・販売をしています。主に原油と天然ガスの探査・生産を目的として組織され、運営しています。
組込率No.3は『JPモルガン・チェース』です。金融持株会社であり、4つのセグメントを通じて業務を展開しています。銀行の支店、ATM、モバイルやオンラインを含むデジタルバンキング、テレフォンバンキングを通じて、消費者や小規模事業者に商品とサービスを提供したりと多岐にわたります。
セクター別
セクターの割合は時期や市況によって異なりますが、エネルギー、金融、ヘルスケア、情報技術、不動産などが一般的に含まれます。セクターの分散はポートフォリオのリスクを分散し、長期的なキャピタル・グロースの可能性を高めることを目指しています。
VYMのパフォーマンス
リスクと注意点
VYMは高配当利回りを追求するため、高配当銘柄に投資しています。しかし、高配当利回りは通常、株価が低下したり、配当利回りが変動したりする要因となる場合があります。経済の低迷期や企業の業績の悪化によって、高配当銘柄の株価や配当利回りが減少する可能性があります。
ポートフォリオは複数のセクターに分散していますが、特定のセクターに集中投資している可能性もあります。セクター全体に関連するリスク(例-エネルギーセクターへの原油価格の影響)や、特定のセクターが業績不振に陥った場合にポートフォリオに影響を及ぼすリスクがあります
まとめ
高配当ETFの代表格であり有名な銘柄ですが、内容は流石と言ったところでしょうか!!安定した利回りと低コストを実現しており、純資産額等から考えても申し分ないパフォーマンスを得られると思います。数多くの個別銘柄を組み込んでいるからこそ、大きなリスクを分散できていると考えます。銘柄選びにお悩みの方は、購入を検討すべきと強く推せる銘柄だと思います!!