【コール?プット?】オプション取引ってなに???

 

 高配当ETF専門店かふぇMocha🐶💛ちぃです!!!🐾

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このページではよく耳にする『カバード・コール戦略』について記述していきたいと思います。


*このページをご覧になるには、約7分のお時間がかかります。*
ご覧いただくと分かること
  1. オプションってなに???
  2. コールオプションとは・・・
  3. プットオプションとは・・・
  4. カバードコール戦略の基礎知識


オプションってなに???

オプションは株式のように買ったり売ったりできる金融商品の1つで、コールとプットの2種類があります。

女の子がワンちゃんを相手に、絵画(オプション)を購入します。行使価格は10,000円でプレミアムは1,000円と仮定します。

この絵は可愛いから、きっと価値が上がるはず!!!

15,000円に価値が上がったね!!プレミアムを払ってでも、買う権利を購入しておいてよかった!!!


15,000円で欲しいという人がいたからお譲りしました!!!

女の子は、コールオプション(買う権利)1,000円を支払い、10,000円で絵を購入する権利を行使し手に入れました。その後、15,000円で絵画を売りました
-1,000-10,000+15,000=4,000円の利益となります。
仮にこの絵画が50,000円の価値に上がった場合、-1,000-10,000+50,000=39,000円の利益です。


価値が下がってしまった場合は、コールオプションの購入する権利を行使しなければ、購入する必要はありません!!ただし、プレミアム代は必ずお支払いする必要があります。

利益は価値が上がった分だけ際限がないですが、損失は限定的なのがわかります。

こうやってみると『保険』に似てるのは分かってくれたかな???


コールオプションを買う???

コールを買うと、特定の期日に、あらかじめ決められた価格(権利行使価格)で、資産を購入する権利を得ることができます(義務ではない)。この権利を得る対価として、代金『プレミアム』を支払います。

 例えば、「300ドル、MSFT、2023-06-09、call、プレミアムは100ドル」という条件のオプションを買うとします。この場合、「2023年6月9日までにMSFTを1株あたり300ドルで100株購入する権利を得ることを意味します。この権利の価格『プレミアム』は100ドルとなります。

オプションの買い手が権利を行使する場合、オプションの売り手はその売買に応じなければなりません

コールオプションを買う場合の損失額は、支払ったプレミアムの額に限定されます。一方、株価はどこまでも上昇可することができることから、利益に上限はないといえます。

コールオプションを売る???

コールオプションを売ると、プレミアムを得ることができます。株価が一定価格より上昇しないと予想する場合、カバードコール戦略は有効な取引戦略です。株式のみを保有していても、株価が上昇しないと売却益は望めません。その場合、カバードコールは、収入を増やしつつ、損失を減らす手段として使えます。


プットオプションを買う???

プットを買うと、特定の期日まで、あらかじめ決められた価格(権利行使価格)で、資産を売却する権利を得ます(義務ではない)。この権利を得る対価として、代金『プレミアム』を支払います。

例えば、「300ドル、MSFT、2023-06-09、put、プレミアムは100ドル」という条件のオプションを買うとします。この場合、「2023年6月9日までにMSFTを1株あたり300ドルで100株売却する権利を得ることを意味します。そして、このオプションの権利の価格はプレミアムは100ドルとなります。

プットオプションを買う場合の損失額は、支払ったプレミアムの額に限定されます。一方、利益の上限は、倒産などで株価がゼロになる場合です。最大利益は「権利行使価格×取引数量-支払ったプレミアムの額」で計算できます。

プットオプションを売る???

プットオプションを売ることで、『プレミアム』を得ることができます。
プットオプションを売ると同時に、権利行使された場合に備えて、原資産の株式を買うための現金を準備しておく手法をキャッシュ・セキュアード戦略と呼びます。これは株価が下がらないことを予想してプットを売ってプレミアムを受け取りながらも、株価が下落した時に備えて権利行使価格で計算される購入必要金額を用意してリスクを抑える戦略です。


コールを買うとか、プットを買うなど、言葉が混乱しがちだけど『コールは購入する権利』、『プットは売却する権利』で覚えるといいね!!!


カバード・コール戦略とは???

カバード・コールとは、オプション取引の一つで、原資産を保有しながら、その原資産のコールオプションの売りポジションをとる戦略です。
カバード・コール戦略は、コールオプションを売ることで、先物の買いポジションを助ける戦略でもあります。
カバード・コールは、原資産を保有することで、コールオプションの売りのリスクを完全に消すことができるとともに、コールオプションの受け取りプレミアム分だけ、株価下落による保有株式の損失を軽減することができます。
カバード・コールは、原資産価格が大きく上昇した場合の収益を限定する代わりに、オプションのプレミアムを受け取ることにより、収益の向上を狙う場合などに用いられます。


カバードコール戦略の基礎知識

カバードコールとは、上場株式を保有しながら同じ株式のコールオプションを同じ数量だけ売る取引のことをいいます。
カバードコール戦略を採用する場合、保有する株式のコールオプションを売ります。
『プレミアム』を受け取り、定められた期間内に原資産を権利行使価格で対象株を売り渡す義務を負います。(オプションの権利を行使される前に取引所でオプションを買い戻せば、この義務はなくなります)

コールオプション『購入する権利』を売る場合の最大損失額は理論上、無限大となってしまいます。例えば、オプションの有効期間中に原資産の株価が急騰し、コール購入者が権利を行使した場合、コールを売った人は急騰後の高値で株式を購入し、権利行使価格(急騰前の価格)で売り渡す義務を負います。この差額が損失となり、株価の上昇幅次第で大損失になってしまいます。
原資産を持たずにコールを売る取引行為は、利益が『プレミアム』の額に限定されているのに対し、損失額に上限がないというのが特徴です。ただし、オプションを売る前に十分な数量の原資産を保有していれば、原資産価格が急騰して権利を行使されても、既に持っている原資産を渡すだけで済みます。この取引方法を、カバード・コールと呼び、『利益も損失も限定させるトレード手法』となります。

最も効果的なのは、満期日までは株価が権利行使価格に到達しないが、その後に上昇するパターンとなります。つまり「株価は長期的には上昇するけど、短期的には変動しない」という場合に有効です。

逆に、満期日前に原資産の株価が大幅上昇すると利益は限られ、株価が大きく下がった時には損失も膨らみますのでご注意ください。



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