≪★★☆☆☆≫【低ボラティリティで安定したインカムゲインが狙える!!】債権投資に特化したJPSTのおすすめポイント

 


高配当ETF専門店かふぇMocha🐶💛

ちぃです!!!🐾

高配当のETFである「JPモルガン チェース社」のJPSTこと、『JPMorgan Ultra-Short Income ETF』について考察していきたいと思います。

*このページをご覧になるには、約4分のお時間がかかります。*

詳しくは以前作成した記事『ETFってなに???』をご覧ください!!


では本題に入ります。

JPSTについて

正式名称は『JPモルガン・ウルトラショート・インカムETF』と読みます。
米ドル建ての短期の投資適格債に分散投資を行うアクティブ運用のファンドです。投資適格債とは、フィッチ社やムーディーズ、その他の格付け機関が行う格付けにおいて、一定以上の格付けを取得した債券であり信用力が高いものです。
短期国債への投資を通じて、運用成果を最大化することです。短期国債は、一般的に金利リスクが低く、比較的安全な投資とされています。

運用会社

運用会社はJPMorgan Asset Managementです。JPモルガン・チェースの子会社であり、グローバルな資産運用会社です。投資家に対して、資産運用、投資顧問、ポートフォリオ管理、リサーチ、リスク管理などのサービスを提供します。
世界的な規模と専門知識を備え、クライアントに幅広い資産運用サービスを提供している信頼性の高い資産運用会社と言えるでしょう。



主な投資先

米ドル建ての投資適格債券となります。コンセプトは、ETF全体で債券の償還期間が平均1年未満になるように構成されていることです。これにより、金利上昇による価格変動リスクを抑えながら、インカム収益の獲得を目指すということです。投資適格債銘柄は『BBB』以上で構成されており、信用リスクを軽減することができます。



2017年5月17日に開設され現在に至ります。新しい上場投資信託ということではありませんが歴史は浅い方です。

純資産額

現在の純資産総額は約3兆5035億円で、保有銘柄数は696銘柄です。

分配利回り

年間分配金利回りは2.5%とやや低い印象です。平均の残存期間が0.5年と短いため、価格変動が小さくなります。

経費率

経費率は0.18%となりますので、分配金やボラティリティの低さを考えると、かなり割高に感じます。


投資先セクター別


JPSTは、696銘柄の短期の投資適格債に分散投資を行っています。
主たる銘柄は、『JP Morgan US Government MMF Institutional』で20.45%となります。

その他の保有銘柄は、米国やその他の国のさまざまな企業や機関の短期債で、各々がファンドの資産の1%以下を占めています。アップルやマイクロソフト、トヨタ、アマゾン、ウォルマートなどの社債も目立ちます。

JPSTのパフォーマンス



年間分配金利回りは2.5%とやや低い印象です。
過去のリターン率は以下の通りとなります。
  • 2022年:1.14%
  • 2021年:0.11%
  • 2020年:2.18%
  • 2019年:3.34%
  • 2018年:2.23%

チャートのように、大きな事件が発生した場合は債権なので動きますが、ほぼ横這い状態です。リスクを抑えるためにボラティリティを低く抑えながら、インカム収益を狙うという銘柄です。

おすすめ度・購入する理由

メリットは低ボラティリティであることで、ローリスクローリターンの投資が出来ることです。また、信頼度の高い投資適格債に投資していることです。

デメリットはその逆で、ハイリターンを求める方には不向きであると言えます。また、経費率が高いため、目論むローリターンもイメージのズレが発生してしまうかもしれません。

高配当ETF専門の私、個人的な感想および意見ですが、JPSTのおすすめ度は『5段階中2』のイメージです!!



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