≪★★★★☆≫【米国高配当ETFの代名詞】長期保有に適しているSPYDのおすすめポイント

高配当ETF専門店かふぇMocha🐶💛
ちぃです!!!🐾

今回は「ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ」のSPYDこと、『SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF』について考察していきたいと思います。

*このページをご覧になるには、約7分のお時間がかかります。*
ご覧いただくと分かること
  1. ETFってなに???
  2. 高配当ETF『SPYD』の詳細
  3. パフォーマンス
  4. おススメ度


目次

・初めに

・SPYDの概要

・SPYDの組み込み銘柄

・SPYDのパフォーマンス

・リスクと注意点

・まとめ


1. はじめに

🐾ETFとは

ETF(上場投資信託)は、複数の資産(株式、債券、商品など)に分散投資するための投資商品です。ETFは、証券取引所で株式として上場され、個別の株式と同じように取引されます。

詳しくは以前作成した『ETFってなに?』をご参照ください!!

🐾SPYDについて

SPYDは、米国の株式市場において高い配当利回りを持つ企業に投資するためのETFです。高配当株式は、配当利回りが高く、安定したキャッシュフローを持つ企業を指します。

販売会社のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(State Street Global Advisors)は、世界的な資産運用会社であり、主に機関投資家や個人投資家向けに幅広い投資ソリューションを提供しています。ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、1978年に設立され、現在では世界中で重要なプレーヤーとして知られています。

同社は、資産運用、ポートフォリオ管理、リスク管理、アクティブ運用、パッシブ運用などの分野で幅広いサービスを提供しています。また、株式、債券、オルタナティブ投資、ETF(上場投資信託)など、さまざまな資産クラスに投資する機会を提供しています。


2. SPYDの概要


SPYDの正式名称は『SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF』です。S&P 500 Indexの一部である高配当株式をトラッキングすることを目的としたETFです。投資家は、単一の証券(ETF株式)を通じて、複数の高配当株式に分散投資することができます。SPYDは、主に財務的に安定しており、配当性向の高い企業を選定することに重点を置いています。

運用パフォーマンスは重要な指標です。過去のパフォーマンスは将来を保証するものではありませんが、過去のデータを参考にすることで、ETFのパフォーマンスを評価することができます。ブログでは、過去のリターン、ボラティリティ、および配当利回りのデータを提供し、投資家に有益な情報を提供します。


※分配型は年4回となります。訂正させていただきます!!!

投資戦略は、高配当株式への投資を通じて収益を最大化することです。配当利回りが高い企業に投資することで、投資家は定期的な配当収入を享受することができます。SPYDは、S&P 500 Indexの中から高配当株式を選定し、それらの株式を適切なウェイトで組み入れます。

S&P500高配当指数の値動きに概ね連動する投資成果を追求します。コアとなる資産クラスに対して幅広い分散投資を可能にするポートフォリオ構築ツールであり、低コスト・コアSPDRポートフォリオETFで高水準の配当収入および元本成長の機会を追求するETFです。

指数は、S&P500種指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指標です


3. SPYDのポートフォリオ

SPYDのポートフォリオは、高配当株式に集中しています。高配当株式には、通常、株価の上昇よりも配当収入の確保が重視されます。そのため、成長株よりも安定性が求められる傾向があります。ポートフォリオの構成は定期的に見直され、S&P 500 Indexの一部として選定された高配当株式の中から適切なバランスが保たれます。




・組み入れ比率のTOP1は『ダーデン・レストランツ』です。フルサービスのレストラン会社を運営しています。オリーブガーデン、ロングホーンステーキハウス、ファインダイニング、その他の事業の4つの事業セグメントで事業を展開しています。
「The Capital Burger」の商標の下で、米国とカナダの子会社を通じて約1867のレストランを所有・運営しています。


・組み入れ比率の2番目は『オムニコム・グループ』です。マーケティングおよび企業コミュニケーションの会社です。広告、戦略的メディアの計画と購入、およびプレシジョンマーケティングを提供しています。コマースおよびブランドコンサルティング、エクスペリエンス、カスタマーリレーションシップマーケティング、広報、ヘルスケアマーケティング、その他の専門コミュニケーションサービスを、70か国以上の5000を超えるクライアントに提供しています。インベスターリレーションズ、ブランディング、マーケティングリサーチ、コンテンツマーケティング、メディアプランニングとバイイング、企業の社会的責任に関するコンサルティング、クライシスコミュニケーション、モバイルマーケティング、カスタムパブリッシング、多文化マーケティング、データ分析及び非営利のマーケティングなど、多様なサービスを行っている会社です。


・3番目は『キンバリークラーク』です。繊維、不織布、吸収性などの技術を利用して、天然繊維や合成繊維を使用した様々な製品の製造・販売する会社です。紙おむつ、トレーニングパンツ、ユースパンツ、スイムパンツ、ベビーワイプ、生理用品、失禁用品などのソリューションや製品を提供するパーソナルケアセグメントがあり、それぞれにブランド名があります。コンシューマーティシューセグメントは、フェイシャルティシュー、バスルームティシュー、ペーパータオル、ナプキンおよび関連製品を提供し、これらは「Kleenex」、「Scott」、 「Cottonelle」、「Viva」、「Andrex」、「Scottex」、「Neve」およびその他のブランド名で販売され、K-Cプロフェッショナルセグメントは、ワイパー、ティッシュ、タオル、アパレル、石鹸、除菌剤などのソリューションとサポート製品を「Kleenex」、「Scott」、「WypAll」、「Kimtech」、および「KleenGuard」のブランドで提供されています。

SPYDは日本に馴染みのない銘柄も多いよ!!


・セクター別では、高配当銘柄の多い不動産、金融関連を多く組み入れています。


4. SPYDのパフォーマンス(2023年5月25現在)

3~5年予想一株当たり利益(EPS)の成長率は6.26%としています。

30日SEC利回り5.13%

分配利回りは4.74%となります。


5. リスクと注意点

SPYDは、配当再投資が可能なETFです。つまり、配当金が自動的に再投資され、新たな株式が購入されます。これにより、投資家は複利効果を享受することができます。また、SPYDの配当利回りは、配当金の割合を現在の株価で計算した指標です。高配当株式に投資するため、SPYDの配当利回りは通常、一般的な株式指数よりも高い傾向があります。

SPYDに投資する際には、いくつかのリスクと考慮事項があります。まず、高配当株式は株価の変動に敏感であるため、株式市場全体の変動に晒される可能性があります。また、高配当の企業は財務的な健全性にも留意する必要があります。そのため、投資家は企業の財務状況や将来の収益性を注意深く評価する必要があります。

6. 結論とまとめ

  1. 高配当株式に投資することで定期的な配当収入を提供します。
  2. 投資戦略は、S&P 500 Indexの中から高配当の企業を選定し、ポートフォリオに組み入れます。
  3. SPYDのポートフォリオは高配当株式に集中し、安定性を重視します。
  4. 配当再投資が可能であり、投資家は配当金の複利効果を享受することができます。
  5. SPYDの配当利回りは一般的な株式指数よりも高い傾向があります。


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